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外国人大学生に奄美島唄を紹介しました

先日の4月3日 東京の麻布にある「テンプル大学」で、学生さん達に奄美の島唄を紹介させて頂きました。
テンプル大学で講師をされている映画監督/キュレーターの「渡辺真也」さんに企画していただき実現しました。

テンプル大学は、アメリカの大学の日本校で、生徒もほとんどが世界各地から来ている外国人です。
朝崎郁恵の唄、奄美の島唄のことを、その外国の若い方達に知ってもらおうと、当日までに歌詞や解説の英訳をプロジェクターに投影できるように準備していどみました。

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イベントは、ライブと、朝崎郁恵と渡辺真也さんのトークの二部構成。
ライブでは、アニメの挿入歌になったことをきっかけに海外でもよく聴かれている「おぼくり~ええうみ」や第二次世界大戦中にアメリカの魚雷艇によって日本の貨客船が攻撃され沈没した事件の生存者の話を朝崎郁恵の父である辰恕さんが唄にした「嘉義丸の唄」等を披露しました。
特に『嘉義丸の唄」では、最初のナレーションから唄までの全ての内容を日本語と英語の両方でプロジェクターに投影しました。学生さん達がとても真剣に聴いてくれていたのが印象的でした。

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会の最後は奄美ではお決まりの六調。この日は朝崎郁恵自らお手本の踊りを披露。
やはりこの踊りとリズムは全世界共通なのでしょうか。立ち上がって踊りだす学生さんも多数いました。

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広範の渡辺真也さんとのトークでは渡辺さんからの島唄に関する質問の他にも学生さん達からの質問にも多数答えさせていただきました。

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朝崎郁恵は、奄美の島唄を世界に誇る文化であると考え、海外の人達にももっと自分の唄を聴いてもらいたいと言っています。
今回をきっかけに、もっと海外の方に朝崎郁恵の唄を聴いてもらい、理解してもらえる機会を増やしていきたいと考えています。